クランプかグロメットかは、机の固定場所から選ぶ
天板の端を上下から挟むのがクランプ、対応する穴を通して固定するのがグロメットです。 穴を開けずに使いたい場合でも、机の端を挟めるとは限りません。天板の厚さに加え、裏側の梁・引き出し・配線トレーが固定部に当たらないかを確認します。
机の穴を使いたい場合も、その穴が配線用というだけでは適合を判断できません。必要な穴径、天板の厚さ、固定具を締める場所を、購入する型番の取扱説明書と照合します。
| 確認すること | クランプ式 | グロメット式 |
|---|---|---|
| 主な固定場所 | 天板の端 | 天板の穴を通す位置 |
| 机の上から確認 | 上側プレートの接触面 | 台座と穴の位置 |
| 机の下から確認 | 下側の固定部が入る奥行き・高さ | ナット等を締める場所と作業空間 |
| 購入前に読む寸法 | 対応天板厚・固定具の形状 | 対応天板厚・穴径・固定具の形状 |
| 制約がある机 | 端が斜め・裏に障害物がある場合など | 穴がない・穴加工できない場合など |
この表は構造の比較です。固定力の優劣や、特定の机への適合を実験したものではありません。
「同じシリーズなら付属品も同じ」に注意
ErgotronのLX日本語資料では、標準ポールのマットブラック45-241-224にクランプとグロメットマウントが記載されています。一方、標準ポールのホワイト45-490-216はグロメットが別売という記載です。同じLXという名前でも、型番によって購入する内容が異なります。
HXの日本語資料にもクランプとグロメットの付属が載っています。ただし、LXとHXの寸法や固定条件を共通のものとして使わず、それぞれの取扱説明書を確認します。
資料はLXが2023年版、HXが2022年版です。確認日は2026年10月20日ですが、資料の発行年が新しくなったわけではありません。購入先の現行セット内容が違う場合は、その型番と同梱品を販売元に確認してください。
机を測るときは、上・横・下を分けて記録する
- 上から:台座を置ける平らな場所、壁と画面を動かす範囲を確認する。
- 横から:取り付け位置の天板厚と、端の丸み・傾斜・飾り板を確認する。
- 下から:梁、金属フレーム、トレー、引き出しと固定具が重なる場所を確認する。
- 穴を使う場合:穴径と端からの位置、下側へ手や工具が入るかを確認する。
商品に示される「対応厚さ」だけでは、裏側の障害物や天板の構造まで判断できません。測った値と写真を用意して、机とアームそれぞれのメーカーへ確認すると、条件を伝えやすくなります。
ガラス・中空構造・薄い天板は、素材の対応確認を先に
補強板を足せばどの机にも取り付けられる、と判断しないでください。厚さが合っていても、机のメーカーがアーム取り付けを想定しているか、アーム側に材質や取り付け面の指定があるかは別の確認です。
対応が分からない場合は、穴加工や強い締め付けで合わせず、純正スタンドを使い続けることも選択肢になります。賃貸・共有・会社の机など、自分で加工できない場合も、その条件から候補を絞ります。
机に付くことと、モニターを支えられることは別
固定方法が決まった後は、モニターの型番、スタンドを除いた重量、VESA、湾曲画面の奥行きを照合します。机の取り付け条件だけを満たしても、アームの荷重範囲や画面側の条件を満たすとは限りません。
候補を比較する方は、LX・HXの荷重と画面の適合条件へ進めます。必要な取り付け用品を含めた総額と返品条件も確認してください。
確認日:2026年10月20日。メーカー仕様と取り付け条件を整理した記事です。机の強度試験や、全モデルの装着試験は行っていません。